おか15
太政官より藩予算割り当て例を示す

明治三年(1870年)庚午  久成公 御年二十一歳

(附箋)

「一、(9月)十日、太政官ヨリ御布告

  藩政 (その3)

  一、藩高

    譬ハ現米拾万石

     内 壱万石 知事家禄

     残 九万石

      但、廨諸費常割追テ可被相定候得共、

当分左ノ通

       内 九千石 海陸軍資

        但、其半ヲ海軍資トシテ官ニ納メ、

半ヲ陸軍資ニ可充事

     残 八万千石

      但、廨人費士卒禄ニ充ツヘシ、

尤精々節減シ、有余ヲ以テ、

軍用ニ可蓄置様心掛事

※譬(たとえ)例えとして、10万石の場合

 ① 10% 1万石 藩知事の給与

 ②  9% 9千石 海軍、陸軍費 各4.5%

 ③ 81% 8万1千石 官庁、官員、雇用人給与

             旧藩士の禄に当たる費用

※しっかり節約して、余りは軍費ため蓄えるように。

とありますが、備蓄は困難だったでしょう。

※廨(かい)役所、官庁  廨人・官員