岡城c76
上京の兵隊 帰藩、軍資金5万円上納 申し付けられる

慶応4年(1868年)戊辰 久昭公 御年四十九歳

一、(6月)二十三日、岡城御発駕

一、日闕 駿府城御警衛ノ兵隊四十二人着京ノ旨、

軍務官へ御届書差出サル

一、七月四日、京都御着、直ニ御参内、

御退出ヨリ大宮御所へ御参、御機嫌御伺ノ上、

御旅寓本禅寺へ御着

一、九日、軍務官ヨリ左ノ通仰セ蒙ラル

          中川修理太夫

 此頃上京候四十二人兵隊、御用無之候間、

帰藩申付候、

仍而者当今之時節篤与相弁、為軍資金五万円、

早々当官へ上納可致之旨御沙汰候事

※軍務官の指示  重ねての無理な要求

この頃上京の岡藩の兵隊42名、もう用がなくなった

ので岡に帰るように申し付けられる。

  かさねて、当今の時勢を長々と話し、その結論として

  岡藩は軍資金5万円をすぐに軍務官に差し出すように

  命令した。

※軍務官  慶応4年閏(1868年)421日)、

三職八局の体制を太政官七官しとし、

新たに軍務官が置かれ、郷兵・招募・

守衛・軍備の事項を担当した。