DSC01928その2
天保十一年(
1840年)庚子 久教公 御年四十一歳

一、(9月)二十六日、御不例御再発ニテ、

御面部ヨリ御手足マテ御腫気御増、

御足脛御痛強ク、御血斑御発、

御寒熱ノ往来アラセラレ、

御食量モ減セサセラレ、御小水不利御腹満、

御短息御労モ見ヘサセラレ、

御差重ノ御容体ニ付、

江戸へ山田俊助差立ラル

一、 二十七日、御差重御大切ノ体ニナラセラルヽ旨

江戸へ御届トシテ、藤井卯八郎差立ラル

※御不例    地位のある人の病気のこと。

※御寒熱ノ往来 寒気と発熱が頻繁に起こる

※御小水    尿、小便のこと。

※不利     尿がとおらないこと。 

水利・水が良く通ること。

※久教公は全身の腫れ、足の痛み、内出血、悪寒、発熱と

        相当に苦しかっただろうと思います。