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明和8年焼失の武具 新調して本丸に納める

寛政十二年(1800)庚申 久貴公 御年十四歳

一、(9月)日闕 御本丸へ御引除置ノ御武器百領百背、

明和八年辛卯焼失ノ処、此節新規出来

一、十一月二十七日、寒中御献上例ノ如シ

一、十二月朔日、御旗幕ノ御紋形御書附差出サル

一、  十一日、歳暮御献上例ノ如シ

※不染斎随筆の記述より 

6063 明和8年辛卯正月17日、御城御類焼の節、

御伝来の御兵器焼失の御届けありし御書付。

  同年3月の月番方の狀留の内より写し置きたるを爰に記す。

 (数行省略)近年、広計(随筆の著者)、御軍用御手当に

御兵器の取調べ 御用掛り仰せ付けられし時の御兵器現物帖あり。

  是にて考合すべし。焼失の覚(御年譜附録の写しと思われます)

  1、旗   120流  内 練り絹  70流

     旗掛りの者 具足 70領 上は布共

  1、大 馬 印     7張    但し 竿共

  1、小 馬 印     9流    但し 竿共

  1、陣 貝      20

  1、鐘        10ケ    但し 鐘木共

  1、鉄 炮    3000挺

     但し 3匁筒より1貫目筒迠 小道具共 幷 袋覆共

     猩々皮 花色羅紗 黒羅紗 雲竹 滑革

  1、総 玉 数   80万余  

     内 鉛百匁玉より白目唐金一〆目玉に玉石ふか火炮爆玉 

小筒玉品々共

  1、鉛   5百貫目程   1、鋳 型 鋳鍋類(以下省略)

※これらの記録に残された武具を新規に誂えて、

本丸に納めたものと思われます。