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         岡城址 本丸跡

台風被害復興のため 幕府から3000両拝借

天明三年(1783)癸卯 久貞公 御年六十歳

一、正月二日、年始御献上例ノ如シ、御使者小泉勝司、

若殿様御献上・御拝領例ノ如シ

一、  三日、御献上例ノ如シ

一、二月十二日、去秋御領分大風雨、

御城中櫓塀門破壊、家中在町家作大破、

田畠荒等コレアリ、御願ニ依テ金三千両御拝借、

御上納十年賦仰セ蒙ラル、

尤 御病気ニ付、御名代若殿様御登城

一、  同日、御損毛ニ付、桜田組御防御免

※幕府よりの拝借金の事例

○享保17年(1732年)壬子  久忠公 御年三十五歳

当作毛夥(おびただし)く虫付損毛に付 

御拝借金御当家金子7千両ナリ、

来ル寅年ヨリ五年賦御上納

⦿食糧不足は深刻で、9月からは山に入り木の実をひろい、

葛の根を掘り、イビラを求めて、その飢をしのぐという

死寸前の状況であった。(朝地町誌)

○明和8年、(1771)辛卯 久貞公 御年四十八歳

当春御城中火災に付、御願に依て

金7千両御拝借仰せ蒙らる、御上納十年賦、

⦿城下町から出た火は、城に延焼し西の丸・三の丸・二の丸・

本丸まで焼き尽くす大火となり、幕府から7000両を拝借した。