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自然災害が続く中 三階の本丸 再建

安永三年(1774)甲午 久貞公 御年五十一歳

一、十一月六日、当夏雨繁、秋ニ至り降続、不時ノ冷気ニ付、

御損毛御届差出サル、

高三万九千三百六拾弐石七斗五升

一、 二十五日、御本丸御三階櫓御火災後、御普請成就

一、十二月七日、御持病ニ付、

来年御参勤マテ御滞府御願済セラル

一、  同日、寒中御献上例ノ如シ

一、二十一日、歳暮御献上例ノ如シ

※当夏雨繁、秋ニ至り・・。 夏から秋にかけての長雨と冷害で

農作物の被害が3万9千石余りになった。

   この時期、自然災害が岡藩財政に深刻な打撃を与えています。

        明和6年(1769)台風、地震で5万4千石被害

        明和9年(1772)長雨で4万9千石被害

※御本丸御三階櫓 御普請成就  本丸を再建

明和8年(1771)正月17日の火事の復興で先ず、お城の象徴、

本丸本体を4年近くかけて再建したようです。

火事は、岡 上角(うえつの)内畑 足軽屋敷より出火、

風烈しく一時に御城内に火移り、西御丸、御本丸、御廟、下原まで

類焼して、焼け残ったのは三の丸だけだったようです。

全体の再建費用として7000両を10年年賦で幕府から借りています。

しかし、再建がほぼ終わるまで約30年かかっています。